プレーン共振解析実行事例

デザインに対しプレーン共振解析を実行しています。
赤くなっている箇所が共振が大きい部分でEMIノイズやデバイス誤動作の原因となります。
特に共振ポイントがプレーン端にある場合には発信の影響が大きくなるため、注意が必要です。
DEMITASNXには自動キャパシタ配置の機能が搭載されていますので、キャパシタの効果を効率的に検証することができます。

上記事例ではパスコンの配置により共振を抑えましたが、対策方法としては以下の方法が考えられます。

• プレーン共振周波数をシフトさせる
  1. プレーン形状の変更
  2. キャパシタ部品の変更
• 共振するエネルギーを与えない
  3. LSIに対する対策
     - 共振の節の位置に配置
     - 電源デカップリング強化
  4. 高速ネットに対する対策
     - 共振の節の位置にビアを配置
  5. コネクタに対する対策
     - 共振の節の位置に配置
     - 電源デカップリング強化

 

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