株式会社 ディー・エヌ・エーさま

急激な業務拡大によるセキュリティ強化のニーズに「Check Point Full Disk Encryption」でスピーディに対応


株式会社ディー・エヌ・エー システム統括本部情報システム部 渡邉 浩行氏

ディー・エヌ・エーの事業概要

1999年に創業したDeNAはオークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」を皮切りに、ケータイオークションサイト「モバオク」、アフィリエイトネットワーク「ポケットアフィリエイト」、そして「モバゲータウン」など、次々とインターネット上のサービスやネット広告事業を成功させている。2009年よりソーシャルゲームの開発・提供をスタートさせるなど、これまでの事業を強化しながらモバイル領域での新しい付加価値を提供することで急成長を続けている。

業務拡大や業務提携にともない、セキュリティ対策が急務に

1990年代後半から現在までの十数年は、インターネットの浸透でまさに日本人の日常生活が激変した時代。その時代の波に乗るように、次々とネットビジネスを成功させてきたのがDeNAだ。DeNAという社名を知らない人でも、「モバゲータウン」や「ビッダーズ」というサービスを知っている人は多いだろう。DeNAは、事業が急激に拡大したことで他社との業務提携が増え、社外へのPCの持ち出しが増加した。このためPCの紛失や盗難に備えるセキュリティ対策が火急の課題となった。

「これまでPCのセキュリティ対策は、アンチウィルスや証跡ソフトウェアの導入だけでした。しかし、他社との業務提携が増えたことで、セキュリティレベルを提携先とあわせる必要が出てきました」と言うのは、DeNAシステム統括本部情報システム部の渡邉浩行氏。PCのセキュリティ対策の強化が検討された2006年当時は、PCの持ち出し数自体少なかったものの、システム系開発者や全体のバックボーンを設計する担当者のPCは持ち出しが必要で、その持ち出しPC内には非常に機密性の高いデータが保管されていた。そこで、最も有効な情報漏えい対策としてPCのハードディスク暗号化の導入が検討された。

「とにかく事業拡大のスピードが速いため、すぐにでもセキュリティ強化を図らなくてはいけませんでした。そのためには既に実績があるものをということで、自社内で一部利用されていたCheck Point FDEの全社導入が検討されました」(渡邉氏)。

渡邉氏ご自身もまた、他の暗号化ソフトウェアの利用経験があり、“動作が重い”“設定ミスで暗号化が解けない”といったトラブルに遭遇した経験がある。とにかくすぐにセキュリティ強化を行う必要があった同社は、社員のCheck Point FDEの利用経験を重視し、PC内の機密情報を守るCheck Point FDEの導入が決まったという。

情報漏えい防止に加え、社員のセキュリティ意識も向上

DeNAでは、2006年からCheck Point FDEを段階的に導入し、現在では社内にある1000台を超えるすべてのPCにCheck Point FDE が導入されている。同社のユニークなところは、一般的にはノートPCのみに導入されることが多い暗号化ソフトウェアをデスクトップPCにも導入している点だ。DeNAでは業務提携などが急に決まり、社外にデスクトップPCを持ち出して業務を行うこともある。

「ノートPCとデスクトップPCのセキュリティポリシーを分けるのが通常の方法ですが、デスクトップPCを社外に持ち出して業務を行うこともありますし、少ない管理者で約1000台のPCを管理するのでノートPCとデスクトップPCを同一のセキュリティポリシーにしています。こうすることで管理コストも減り、急を要するデスクトップPCの持ち出しにもすぐ対応することが可能です」と渡邉氏はメリットをアピールする。

Check Point FDE の導入により、持ち出しPCの情報漏えい防止という本来期待したメリット以外にも、嬉しい効果があったという。

「ハードディスクを暗号化することで安心感が生まれると同時に、社員に重要な情報をこのPCで扱っているという意識付けができ、セキュリティ意識を上げる効果もありました」(渡邉氏)。ISMSに準拠したセキュリティポリシーを遵守できない企業は少なくないが、抑止効果とセキュリティレベルの向上を両立できるCheck Point FDEは、その最適解と言えるだろう。

サポートWebでトラブルにも迅速な対応が可能に

ハードディスク暗号化ソフトウェアを導入していると、非常に稀ながらもPCが起動しないといったトラブルが発生する。

「PCが起動しないといったトラブルは、すぐに対処できなければ業務に支障をきたしてしまいます。しかし、サイバネットシステムには、Check Point FDE専用のサポートWebがあるため、質問後すぐに回答がもらえ、起動できないトラブルもおよそ5分で解決できました。現在発生しているトラブルの多くはこの方法で解決できています」(渡邉氏)。

サイバネットシステムのサポートWebは翌日までに最初の回答を戻し、その後も検証や追加質問への回答などが迅速に行われる。

「サポートWebのレスポンスがよく、早い場合は当日に回答が返ってくることもあります。一方通行で終わるサポートが多い中で、追加の質問をした時のレスポンスも早く、丁寧で満足のいく内容の回答がもらえます。何よりもこのスピード感が助かります」(渡邉氏)と、サポートを高く評価する。

「ハードディスク暗号化ソフトウェアを導入したことによる苦労がないわけではありません。しかし、トラブル発生から5分で直る製品は他にないのではないでしょうか。緊急性の高いものや通常の手順ではリカバリーできないトラブルにも、素早いサポートがあるので本当に助かっています」(渡邉氏)。1000台以上と対象PCが多いにもかかわらず、同社ではスムーズに運用が行われている。

Check Point FDEでセキュアに外出先や自宅から社内アクセスを実現

DeNAは、2008年に米国進出を果たし、英語圏に向けた新サービスもスタートさせている。今後、新規事業や国際展開を進めるにあたり、社員数がまだまだ増えると予測されている。

「出張先や自宅など、場所を問わず同じ環境で作業したいという要望は現在もあります。今後、さらに増えるでしょう」。その要望に応えるため、渡邉氏はPCのWake On LAN機能を使い、Check Point FDEを導入した社内のPCに社外からアクセスする運用を試しており、実運用も検討している。

また、DeNA内の業務用PCのOSはWindows XPで統一されているが、Check Point FDEの最新版はWindows7にも対応しているので、最新OSへの移行も問題なく対応できる。

このように、 Check Point FDEを導入することで社内のセキュリティポリシーの運用をシンプルにし、急なPCの持ち出しにもすぐに対処できるようにしたDeNA。急成長する企業ならではの運用の工夫は、今後導入を検討している企業にとっても参考になるだろう。

(取材日:2010年5月)

 



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