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公差解析入門

隙間寸法とばらつきを計算してみよう (解答例)

下図の隙間寸法とばらつきを計算してみましょう。

POINT

単に公差を積上げるのではなく、解析寸法(隙間)について公差(ばらつき)がどの様に影響するかを考える。

手順1 ポンチ絵を作成する

がたなどが存在する場合には、その影響も含めてポンチ絵を作成する。複雑になる場合には複数の絵に分けても良い。

手順2 方向を決める

方向を決めることで、計算時に加算or減算の区別がわかりやすくなる。また、複数の絵に分散しても方向の判別が簡単になる。

手順3 片側矢印の線で接続関係を視覚化する

計算に必要な寸法を明らかにする。
数字など付加することで、計算式との比較を判りやすくする。

手順4 ポンチ絵を元に必要な寸法値、公差値を抽出

計算に必要な寸法を明らかにする。
数字など付加することで、計算式との比較を判りやすくする。
(寸法)D1, D2, D3  (公差) T1、T2、・・

片側公差が存在する場合は、±公差に変換する。

fig01

手順5 抽出した寸法値、公差値を元に計算を実施

解答

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