■□■---------------------------------------■□■ CAEユニバーシティNews 2016/12/9発行号 http://www.cybernet.co.jp/cae-univ/ ■□■---------------------------------------■□■ 平素は大変お世話になっております。 サイバネットシステム CAEユニバーシティです。 CAEユニバーシティNews2016年12月号をお届けいたします。 ┏┏┏┏┏◆INDEX◆┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 1) 今月のTopics ■【定期講座】CAEユニバーシティ新講座『一から始める材料力学』 1/23(月)秋葉原 10:00〜17:00 通常6時間コース開催決定! ■【*クリスマス特別企画*】MerryXmas!サンタクロースの破壊力 ■【FEM実験室-静解析編】 溶接ニュース(第3171号11月15日発行)に掲載されました ■【CAEユニバーシティ担当講師】驚くべき古代人の技術力(1) 株式会社PTI 宇宙技術部 工学博士 飯田 光人講師から 2)材料力学,設計のための封筒裏の計算 ― back-of-the-envelope calculation ― として 岐阜大学 工学部 永井 学志准教授 『パスタブリッジ講座』 3)定期講座スケジュール(12月〜1月) 4) 第四回_事務局ゆに子のゆるゆに通信 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1)今月のtopics ■【定期講座】CAEユニバーシティ新講座『一から始める材料力学』 1/23(月)秋葉原 10:00〜17:00 通常6時間コース開催決定! 12/12に3時間のモニター開催で幕開けする『一から始める材料力学』 来年からは通常の6時間コースで開催致します。 1/23初回は秋葉原での開催となります。 年明けから心機一転、ものづくりがより成功できるように 材料力学の基礎知識を取り入れる所からスタートしてみてはいかがでしょうか? 講師は愛媛大学 准教授 有光先生です。材料力学の本も多数出版されており 6時間、とっても濃い内容でお送り致します。 ■開催日:2017年1月23日(月)10:00〜17:00 ■講師:愛媛大学 工学部機械工学科 准教授 有光 隆 先生 ■受講料:¥43,200- ■会場:秋葉原駅(サイバネットシステム本社富士ソフトビルセミナールーム18階) ☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*★☆★ 6時間のタイムテーブルなど詳細・お申込みは↓↓ ”一から始める材料力学” http://mlmrk.cybernet.co.jp/?4_--_2513821_--_1_--_1 ☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*★☆★ ■【*クリスマス特別企画*】サンタクロースの破壊力 気がつけば12月、いつの間にかもうすぐ今年も終わってしまいます。 そして12月と言えばクリスマスの季節。 メリーランド大学のリンダ・ハーデン氏によれば、サンタさんが クリスマスにプレゼントを渡すべき子どもたち(キリスト教徒の子供)の数は、 世界中に約3億7千万人で、世帯あたりの平均子供数を考慮すると、 実際の配達先となる家は約9000万件となるそうです。 日付変更線と時差の関係でサンタが仕事に当てられる時間は約31時間で、 この時間内に全ての家を回るには、音速の3000倍、すなわちマッハ3000の 移動速度が要求されるそうです。 プレゼントを1個1kgとすると、普通のトナカイが牽引できるのは 130kgくらいなので、ソリの重量は無視して約280万頭のトナカイが 必要になります。トナカイ1頭約180kgとすれば、この一行の総重量は 約87万トンです。つまり、クリスマスイブに87万トンの物体が マッハ3000で飛ぶということになります。 この理論が正しいとするとソニックブームという衝撃波が発生し、 地球上に存在するほとんどの施設が破壊され、12/24に地球は滅亡すると、 日本物理学研究所の鈴木教授は言います。 しかしそうなっていないのはなぜか? それはトナカイ含めて約87万トンのサンタさん一行が マッハ3000で飛んだ場合、凄まじい空気抵抗のために、 生身の生物であるトナカイも積んでいるプレゼントも 先頭からどんどん燃え尽きて蒸発してしまうというのです。。。それも一瞬のうちに。。。 そこでサンタさんが来てくれないため、 どこの親も自分たちで子供たちにクリスマスプレゼントを買って与えることになります。 サンタさんも燃え尽きてしまうのかって? いえ、サンタさんは人間じゃないので不死身です。 次の年もまた子どもたちにプレゼントを運ぼうと努力します。 でも上記の理由でなかなかうまくいかないのです。 そこで配達日指定の宅配を利用しろとか、遺伝子操作で 頑丈なトナカイを作れとか主張している人もいるそうですが、 CAEを利用して何か考えられないでしょうか。 空気抵抗の少ないソリを作るとか、丈夫な耐熱シールドを開発するとか。 うまくいったら、次の年はあなたの子供にサンタさんから プレゼントが届くかもしれません。 参考:知的好奇心の扉 トカナ、「サンタクロース」 日本物理学研究所 鈴木哲史教授 ∩ ∩ い,,c'_ノ / ̄`>O _l>o<l__ c/・ ・`っ ,,,,,,,, } _|__〈ハ〉_ 走れソリよ 丘の上は 雪も白く 風も白く♪ (''● ''' ) (^ω^ ) |///| |///| O┬Oノ ) ∽ [ ̄てノ ̄] ∽ [ ̄ ̄ ̄ ̄] ◎┴し'◎ ◎──‐◎ ◎───◎ =3 =3 MerryXmas! ■【FEM実験室-静解析編】溶接ニュース(11月15日発行号)に新聞掲載されました ***************************************************************** サイバネットシステム CAEユニバーシティ定期講座の中でも 特に注目を集めている人気の実験室シリーズ、【FEM実験室-静解析編】 当日、溶接ニュースに取材を頂いた記事が第3171号、2016年11月15日発行号に スマートプロセスニュースとして有り難く掲載されましたので下記の通り 一部記事を引用させて頂きます。どうぞご覧ください。 ***************************************************************** 『CAEセミナー開く』実験と理論の違いなど考察 スポット溶接解析など、産業用に用いられるシミュレーションソフトウェアを販売する サイバネットシステムは10月18日、富士ソフトビル(東京・千代田区)で 「FEM実験室-静解析編(理論と実験と解析の融合セミナー)」を開催。現在、ものづくりの研究・開発 工程において、試作品による実証実験をコンピュータ上のシミュレーションに置き換える事で効率化を図る 「CAE」技術の導入が進んでいる。 サイバネットシステムは、同技術のエンジニア育成を目的に、教育プログラム 「CAEユニバーシティ」を実施。その一環として開催した18日のセミナーでは CAEソフトのユーザーなどを対象に、数値解析手法の一つであるFEM(有限要素法)の 解説などを行った。また、グループごとにはりの曲げ実験を行った上で、シミュレーション ソフト上の数値と、実験による結果の違いを比較し、現場で誤差が生じる要因を考察した。 講師を務めた日本工業大学機械工学科の瀧澤英男准教授は、ものづくりにおけるシミュレーション の役割について「シミュレーションは、実際に実験を行う事が困難な事象に対し、 ある部分を切り出して、簡略化を行い、測定値を出すもの。試作と実験の違いを意識して 適切に用いる必要がある」と説明した。また、「実験とCAEの違いを比較することで、 シミュレーションに適用する物理モデルが正しい事を証明できる。 セミナーを通じてシミュレーションと実際の実験の差異を認識し、 日頃の仕事に生かして欲しい」と語った。 ―――以下省略――― ■【CAEユニバーシティ担当講師】驚くべき古代人の技術力(1) 咳TI 宇宙技術部 工学博士 飯田 光人講師から 〜驚くべき古代人の技術力(1)〜 科学技術史を調べると面白い事に気づきます。 古代の人たちが如何に高度な科学的な知識を持っていたかということです。 その分野は、天文学をはじめ、建築学、それらに関連する数学の知識は今でも一目置くものがあります。 今回はそのうち、熱に関係のある「蒸気機関」に関することについて書いてみます。 産業革命の原動力となったのは、なんといってもイギリス人ワットが開発した蒸気機関の普及によるもの だと思います。 ちなみに蒸気機関は、熱エネルギーを(ものを動かす)機械的仕事に変換する熱機関です。 ワットが蒸気機関を開発したのは1769年のことです。ところが、蒸気機関が最初に発明されたのは、 ワットの時代より1700年近く前だとも言われています。紀元1世紀ごろギリシャ人のヘロンが、 「アイオロスの球」または「ヘロンの蒸気機関」と呼ばれている世界初(?)の蒸気機関を発明している ようです。 ウィキペディアで「アイオロスの球」を調べると、その絵が掲載されています。 それは蒸気を利用し、中空の金属球を回転させる仕組みになっています。(回転翼はありませんが) 現代の蒸気タービンのような構造になっています。 もしヘロンの時代にもっと大規模な蒸気機関が開発され、普及していれば、 今の世界がどのぐらい違ったものになっていたでしょうか。 ■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■ 2)材料力学,設計のための封筒裏の計算 ― back-of-the-envelope calculation ― として 岐阜大学 工学部 永井 学志准教授 『パスタブリッジ講座』 <11月号の続き> http://mlmrk.cybernet.co.jp/?4_--_2513821_--_1_--_2 この東京スカイツリーの例に限らず, 航空機の胴体や翼,船の船体などの設計でも,まずは“はり”としてのモデル化が大切であると, 世の材料力学の教科書は謳っています.ところが,学生時代の私は手計算が 七面倒だったということと,またコンピュータ計算に興味があったことから, 古色蒼然とした材料力学が嫌いでした.建築学科2年のある日, はりの1次不静定問題を解く宿題が大量に課されたことがありました. そこで,入手したての構造力学の本に付属していたソフトウェアにチャチャッと計算させ, 曲げモーメント図(Bending Moment Diagram, B.M.D.)と せん断力図(Shear Force Diagram, S.F.D.)を描いて宿題を出しました. しかも,面倒な計算はコンピュータに任せればよいという旨の感想を 書き添えたことを記憶しています. ところが,そのソフトウェアへの入力データもしくは入力法を間違えていたのです. あとは言わずもがなです.返却された宿題には, 担当教員から「間違っていては意味がない!」と,大きく朱書きされていました. 1月号に続く.. o ゜ o ゜ ゜ o ○ <" ̄\ 。 o . ゜ 。北風〜小僧のカンタロウ〜 。 ゜.o |____) 。.゜ 。ヽ(´・ω・`)/ 。゜ o 。 (::. )。 ゜. o ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3)定期講座スケジュール(12月〜1月) 【東京会場】 2016年12月16日(金) FEM実験室-振動解析編 2016年12月12日(月)一から始める材料力学講座モニター開催 2016年12月21日-22日(木-金)FEMのための非線形材料講座 2017年1月20日(金) 流体力学実験室 2017年1月23日(月) 一から始める材料力学講座 【名古屋会場】 2017年1月17日-18日(火-水) CFD原理講座 【大阪会場】 2016年12月13-14日(月-日)CAEエンジニアのための数理講座 2017年1月19日(木) FEM実験室-静解析編 スケジュール一覧 http://mlmrk.cybernet.co.jp/?4_--_2513821_--_1_--_3 お申込み http://mlmrk.cybernet.co.jp/?4_--_2513821_--_1_--_4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4) 第四回_事務局ゆに子のゆるゆに通信 読者の皆様、いつもメルマガをご覧くださり誠に有難うございます。 CAEユニバーシティ事務局担当のゆに子と申します。 一足早いクリスマスプレゼントを赤鼻が引くソリではなく自力で運んできました。 会社を出たゆに子はJR田端駅(東京都北区)徒歩10分のペットショップへ急ぎ足で立ち寄り 事前にネットでチェックしていた生後4か月の猫 お目当てのノルウェージャンフォレストキャット目掛けて自動ドアからこんばんは。 ※ノルウェージャンフォレストキャットとは wiki「神話に登場するネコの伝説として、雷神トールでさえ持ち上げる事のできなかったネコの話や、 女神フレイヤが車を牽かせるために二頭のネコを用いた話があり、これらのモチーフとして考えられて いるのが ノルウェージャンフォレストキャットである」 要するに大型猫です。 ゲージに手を差し伸べたら猫も片手を出してきて ポンッと不思議な握手をしちゃったもので。 脳内で『←契約締結←』の文字が流れました。 恐らく猫は『よろ。』って言いました。いや『…頼むよ。』ですかね? 先月号の八丈島のヤギに続き動物の気持ちが分かる能力者ハイジです。いいえ、ゆに子です。 そして翌日には家族と犬一匹(齢11歳職業自宅警備トイプードル♂体重8kg毛色クリーム) 同行でお迎えに行ったというわけです。 3か月前から猫をネットで観察して検討していたので、衝動ではありませんよ。 家についてからというもの、抱っこするとゴロゴロゴロゴロ… 食欲旺盛で、元気いっぱい走り回ってますよ! まるで前前前世から私を探していたかのように慣れてくれました。言い過ぎました。 遊び疲れておなかいっぱいになるとなんともめでたい顔で 仰向けに両手両足をV&Vにして(FEM実験室の先生ごめんなさい)スヤァ…と寝るんです。 まだ名前を呼んでも来ませんが… 土佐の鰹をもってればすり寄ってくるその瞬間だけゆに子は神になれます… おうちの中が大変賑やかになって益々婚期が遅れるゆに子でした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本年は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますと共に 明くる年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。 サイバネットシステム CAEユニバーシティ 一同 ┌────────────────────────────┐ ◆ 本メール配信の継続、停止について ◆ └────────────────────────────┘ ※本メールは、CAEユニバーシティにお申込いただいた方、 お問合せ頂いたお客様、展示会/セミナー/商談等で名刺交換を 頂いたお客様へお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【「配信先変更」を希望されるお客さま】 「文頭」に【配信先の変更】を明記の上、本メールをそのままご返信ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【「配信停止」を希望されるお客さま】 以下のメールアドレスをクリックし、空メールでご返信ください。 mailto:unregister-cud@mlmrk.cybernet.co.jp ※【配信停止希望】の場合、既に受け取られている情報を含めた当社から の情報配信を停止させていただきます。 ただし、サポート契約等に基づく情報は引き続きご提供させていただきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※ご依頼内容がデータベースに反映されるまでの間にメールが送信されることも ございますが、何卒ご容赦ください。 ※個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。 http://mlmrk.cybernet.co.jp/?4_--_2513821_--_1_--_5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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