その他 表示されている文字や数値の色を変えたい。

対処方法

MicroAVSにおける文字や数値の表示方法はいくつかあり、それぞれ色を変更することができます。

  1. 「文字ラベルの指定」による表示(固定文字列)
  2. FLD, UCD, MGF ファイル内コメント定義(タイムカウンター等)
  3. MGF ファイルの “label” オブジェクト(3次元空間に配置)
  4. 「カラー線コンター」 メソッドのレベル値表示
  5. 「数値表示」 メソッドのラベル表示
  6. 「数値付き軸の表示」 の目盛の数値
  7. 「カラーレジェンドの表示」 の数値ラベル

1. 「文字ラベルの指定」 による表示

物体の表示窓の [シーン] - [文字ラベルの指定] で開くダイアログで、表示窓内に任意の文字列(ラベル)を表示できます(最大10個)。右側のパネルでラベルごとに色を変更できます。読み込んでいるデータの情報や可視化のタイトル、所属等の表示に使用できます。

2. FLD, UCD, MGF ファイル内コメント定義

構造格子 (FLD: *.fld) ファイル内のキーワード “time file” “time value” で定義したコメントや、非構造格子 (UCD: *.inp) および形状データ (MGF: *.mgf) のステップ宣言(step1, step2, …..)の後ろに半角スペースを空けて定義したコメントは、データ読み込み直後は表示窓の中心に白色の文字で表示されます。色や位置の変更をする際は、「〜ファイルの読み込み」パラメータの中にある以下の場所で行います。

3.MGF ファイルの “label” オブジェクト

形状データ (MGF: *.mgf) の “label” オブジェクトで定義された文字は3次元空間内に配置され、線や面オブジェクトと同様に扱われます。色の変更についても、線や面の色を変えるのと同様の方法となります。詳しくは FAQ “線や面の色を変更したい。” をご参照ください。

4. 「カラー線コンター」 メソッドのレベル値表示

レベル値の表示」 チェックを入れると数値が表示されると同時に 「レベル値のフォントの編集」 ボタンがアクティブになります。ボタンをクリックして表示されるダイアログの右側にあるカラーパレットで色変更が可能です。「パレット」 を 「スライダー」 にするとRGB値による指定もできます。

5. 「数値表示」 メソッドのラベル表示

「数値表示」メソッドの [Ctrl] + マウス左クリックで指定した場所の成分表示の色変更は、下図のように 「ラベルの指定」 ボタンをクリック → 「フォント」 ボタンをクリック → 「フォント」 ダイアログの 「」 リストから選択してください。

6. 「数値付き軸の表示」 の目盛の数値

物体の表示窓の [オプション] - [数値付き軸の表示] で、データ領域に目盛付き軸が表示されます。色の変更は 「数値付き軸の指定」 ダイアログ右下の 「色の設定」 ボタンから行います。数値ラベルと軸の色が同時に変更されます。

7. 「カラーレジェンドの表示」 の数値ラベル

各可視化メソッドごとに表示できるカラーレジェンドの数値の色変更は、カラーレジェンドの設定ダイアログの 「数値ラベルの設定」 ボタンをクリック → 数値ラベルの設定ダイアログの 「色の設定」 ボタンをクリックで表示されるカラーパレットで行います。


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