表示 線オブジェクトが点線で表示されます/線が見えなくなります。

対処方法

データ領域線コンター等のラインオブジェクトと、カラー面コンター等の面オブジェクトが『同一平面上で重なった』場合、線が点線に見えたり、あるいはまったく見えなくなったりする場合があります。
これは一般的に、同一平面上で重なったオブジェクト(面と線、面と面)の表示優先度が不定であるために起こります。

MicroAVSでは、同一平面上で重なったオブジェクトの表示優先順位をユーザーが決められる「ジッター・レベル」というパラメータがあります。

ジッター・レベルの操作方法

  1. 物体の表示窓の右下にある[物体の選択]リストボックスで、『手前に表示させたいオブジェクト』を選択します。
    (「データ領域線コンター」や読み込んだ形状ファイル名等)
  2. [物体]メニューの[精度の指定]を選択します。
  3. 表示されるダイアログの[ジッター・レベル]スライダーの値を"0"から"1"に変更します。
  4. [物体の選択]リストボックスをデフォルトの状態(「すべての物体」を選択)に戻します。

※「ジッター・レベル」の値が大きいオブジェクトほど表示優先度が高くなり、常に手前に表示されるようになります。値は -5〜5 まで設定できますので、最大 11 個の重なったオブジェクトの表示順を設定することができます。


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