第19回ビジュアリゼーションカンファレンスごあいさつ

カンファレンス開催にあたって

このカンファレンスは可視化情報学会主催によるビジュアリゼーションの世界における最先端情報、技術、トピックスを提示する場として1996年に第1回を開催して以来、今回で第19回を迎えます。これまでもテレビ東京の番組「ワールドビジネスサテライト」やIT 関連のメディアで紹介され、大変注目されてきました。学術・産業・一般社会においても可視化の重要性が認識されるようになり、幅広い角度から継続的に最先端の情報を発信してきました。

ビジュアリゼーションは長く「可視化」と訳され、科学技術の専門分野として発展してきましたが、今日では「見える化」などとも言われるように、より一般的な用語となっています。これは、一般社会においても目に見えないものを見えるようにすることの重要性が増してきていることを意味すると言えます。また、これらの要求からビジュアリゼーション自体も多様化してきています。

そこで、今回のカンファレンスでは、ビジュアリゼーション技術の根幹であるCG(コンピュータ・グラフィックス)の分野からTV、映画等でご活躍の株式会社オー・エル・エム・デジタル安生健一氏と、より幅広い可視化技術の利用として、東京大学および東洋大学名誉教授で、原子力安全研究協会理事長の矢川元基氏のお二方に基調講演をお願いしています。それぞれの立場からビジュアリゼーションに関する興味深いお話しがあるものと期待しています。その他、一般講演では、様々な分野におけるビジュアリゼーション、VR/MR/AR、シーグラフ関連など豊富な内容が揃っています。

ぜひ本カンファレンスに参加していただき、最先端のビジュアリゼーションをお楽しみください。

可視化情報学会 ビジュアリゼーションカンファレンス実行委員長
東洋大学 総合情報学部 教授/計算力学研究センター長
田村善昭