AVS/Express PCE(Parallel Cluster Edition)は、PCクラスタ対応版の AVS/Expressです。
AVS/Express PCEでは、クラスタ化された複数のLinuxマシンで、各計算ノードが持つ部分領域のみを可視化し、 最終的な可視化結果のみ制御ノード上で表示するという構成になっています。そのため、並列計算の結果、 出力される大規模データを可視化する場合でも、高い精度を保ったまま、可視化処理を実現することが可能です。
従来、数値シミュレーション結果の可視化は、シミュレーションを実行したコンピュータから手元のコンピュータにデータ転送を行い、その後に、この手元のコンピュータで可視化処理する方式が一般的でした。
近年、ネットワークを活用したコンピューティング技術の進展による、数値シミュレーションの大規模化、データの分散化にともない、計算結果を効率的に可視化し解析することが、重要な課題になっています。
大規模な並列(分散)シミュレーションでは、計算結果の可視化においては、以下のような問題があります。
AVS/Express PCEを導入することにより、並列計算された分散データを、統合・転送することなく、それぞれの領域ごとに可視化処理を並列に行えるため、これらの問題を解決できます。