ビジュアルプログラミング可視化ツール AVS/Express Viz/Dev リリース情報AVS/Express バージョン 7.3

バージョン 7.3のリリース情報を掲載しています。

リリース概要

AVS/Express バージョン 7.3

本バージョンでは、各種機能の強化をしました。

リリース日

2010年8月

主な新機能と特徴

ショートカットキーのサポート

ネットワークエディタを操作するショートカットキーがサポートされています。

Up/Down/Left/Right リストやグループ配列のスクロール
PageUp/PageDown リストやライブラリのスクロール
Home/End リストのトップ、ボトムへの移動
Enter オブジェクトのオープン、インスタンスなど
Delete オブジェクトの削除
Ctrl+X/C/V オブジェクトのカット、コピー、ペースト

マウスホィールのサポート

マウスホィールによる操作がサポートされています。
ビューワーオブジェクトの表示オブジェクトをマウスホィールで、拡大縮小できます。
また、データビューワーのパラメーターのスクロールが可能です。

アプリケーション開発者の場合、UIscrolledWindowの縦スクロールをマウスホィールで動かすことができます。

ファイルのドラッグ&ドロップ

アプリケーション開発者向けの機能です。
UIshellやUIappにファイルのドロップ通知を受け取ることができるオブジェクトが追加されました。

   UIshell.dropFiles[]

例えば、ファイルをドロップすると、上記オブジェクトにファイル名(パス)がセットされます。
同様に、UIviewerの中のシェルでも取得できますので、ビューワーにドロップされたファイルを開くアプリケーション開発が可能です。

処理速度の向上(マルチスレッド対応モジュール)

以下の機能のマルチスレッド対応モジュールがサポートされました。

  • 等値面(mt_isosurface)
  • 等値ボリューム(mt_isovolume)
  • 離散データの補間(mt_scat_to_unif)
  • 流線(mt_streamlines)

複数CPU/Coreを持ったシステムでご利用の場合、各可視化の計算を高速に処理できます。例えば、流線の場合、作成する本数をスレッドに分割して処理します。図は流線の本数とその処理秒数の一例です。計算格子数にも依存しますが、例えば、この例では、10000本以上の本数を処理する場合、スレッド化により効果を見ることができます。

可視化機能、モジュールの改良

OpenGLでのレイトレーシング・ボリュームレンダリング

これまで、レイトレーシングによるボリュームレンダリングは、ソフトウェアレンダラでのみ、利用できました。
7.3では、OpenGLレンダラでもレイトレーシングによるボリュームレンダリングを行うことができるようになりました。
これにより、例えば、図に示すようにOpenGLのチューブ表示とボリュームレンダリング表示を共存させることができるようになります。

OpenGLでのレイトレーシング・ボリュームレンダリング

テクスチャグリフ

データの定義点にグリフ(形状)を表現できるモジュールに、テクスチャグリフ(texture_glyph)モジュールが追加されました。
画像をデータの定義点に配置できるようになりました。

例えば、図に示すような矢印画像(背景を透明にしたPNG画像)を準備し、これをデータ定義点に表示すると、テクスチャ画像としてそのデータを表現できます。

テクスチャグリフ

Arrow5マクロ

5つ目の矢印形状、Arrow5が追加されました。
円柱+円錐形状でベクトルデータを表現できます。

Arrow5マクロ

Read_Image/Write_ImageのPNGサポート

αチャネルの有無、グレイスケール、パレットカラー、トゥルーカラーのPNG画像がサポートされています。

sphere_polarマクロ

texture_sphereの改良版です。
法線計算を行ったテクスチャの球面張りつけができます。

sphere_polarマクロ

その他

  • dotマクロとcrossマクロ
    2つのベクトルデータから内積、外積を計算するマクロです。
  • solid_contourモジュールの改良
    Below/Aboveパラメーターが追加されています。
    min/maxの指定範囲外をその色で塗りつぶします。(これまでは非表示)
  • crop_orthoboxモジュールの改良
    Reset min/maxパラメーターが追加されています。
    データの読み替え時に、パラメーターを保持したままクロップできます。
  • Write_POVRayモジュール
    POV-Ray用の形状データとして出力できます。

KGTライブラリへの追加モジュール

以下のモジュールがKGTライブラリに追加されています。

  • Multiple_File_Selectモジュール
    ディレクトリにある複数のファイルリストを作成し、マウスクリックで、ファイルの読み替えなどを行うことができます。
  • Joystick対応モジュールとアプリケーション
    USB対応のWindows Joystickに対応したモジュール群です。
    (以前KGTのWebからダウンロード可能だったモジュール群。PVR等で利用)

その他の仕様変更など

  • コンフィグファイルのサポート
    環境変数を設定できるコンフィグファイルがサポートされています。
    ファイル内に、環境変数と値のセットを記述すると、そのファイルをAVSが起動時に参照して読み込みます。
  • インストールフォルダの空白サポート
    C:\Program Filesにインストールできるようになりました。
  • VCPウィンドウ(Windows版)
    Windows版ではデフォルトではVCPウィンドウは表示しません。
  • 各ウィンドウの×アイコンの動作の改良
    データビューワーやビューワーウィンドウなどの右上にある×アイコンの動作が改良されています。

プラットフォーム

Windows版のコンパイラとして、Visual Studio 2010をサポートします。
また、Mac OSX 10.6に対応しました。
7.3の対応プラットフォームは以下の通りです。

  • Windows XP,Vista,7 (Visual Studio 2005 SP1)
  • Windows XP,Vista,7 (Visual Studio 2008)
  • Windows XP,Vista,7 (Visual Studio 2010)
  • Windows XP,Vista,7 x64 (Visual Studio 2005 SP1)
  • Windows XP,Vista,7 x64 (Visual Studio 2008)
  • Windows XP,Vista,7 x64 (Visual Studio 2010)
  • Mac OS X 10.6
  • Linux RHEL4 & RHEL5 for x86
  • Linux RHEL4 & RHEL5 for x86-64
  • Linux RHEL4 & RHEL5 for IA64
  • SGI IRIX 6.5 (n64 MIPS4)
  • HP-UX 11.23 for IA64 (HP Integrity)

過去のリリース情報



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