プログラム

基調講演
K-1 KYBにおけるCAE 〜安心・安全・快適な製品を提供するために〜

KYB株式会社
相談役(前 代表取締役副社長執行役員)
池谷 和久 様

当社は製造会社であり、その製品の良し悪しは技術力にかかっています。人々の暮らしを安全・快適にする技術や製品をお客様に提供することで社会に貢献してきました。今から約30年前、世の中の先端の流れを取り入れ、CAE解析専用のコンピュータを導入しました。今では技術開発になくてはならないものとなっています。
本講演では、当社におけるCAE推進の取り組みと製品開発へのCAE技術の展開について紹介します。

<Profile>
1974年に現KYB株式会社である萱場工業株式会社に入社、油圧機器の低騒音化の研究に従事。特に同社でのCAE推進役として、1985年のANSYS製品導入に始まり、CAE専門組織の立ち上げに取り組み、製品開発へのCAE活用と人財の育成に尽力。
2004年より取締役、その後常務・専務を経て、2011年よりKYB株式会社代表取締役副社長に就任し、国内関係会社統轄を担当。2016年6月より同社相談役に就任。

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基調講演
K-2 The evolution of Structural Mechanics: where do we go next?

ANSYS, Inc.
Regional Product Manager - Structural Mechanics
Pierre Thieffry
ANSYSの開発元、ANSYS, Inc. の構造解析分野のプロダクトマネージャーが、ANSYSの開発ビジョンについて事例を交えて発表します。
[同時通訳]
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構造、使いこなし
A-1 制振ダンパーの設計における構造解析活用事例の紹介

スリーエム ジャパン株式会社
阿部 敬太 様

3Mの制振ダンパーは、風や交通振動などの微小な変形から、地震時の大きな変形まで幅広く 振動を低減できる製品です。住宅から高層ビルまで様々な建物で実績があります。この製品の開発において、応力評価を中心としたFEM解析を活用しています。今回、その事例と社内でのFEM活用促進のための活動について紹介します。

[キーワード] 材料線形解析、構造解析、建築

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流体、流体-構造連成
A-2 メカニカルシールしゅう動面の流体解析 〜次世代メカニカルシールの開発〜

イーグル工業株式会社
木村 航 様

メカニカルシールは、ポンプやコンプレッサーなどの回転機械の動力を伝えるシャフト部分に設置させるシール部品の一種であり、水や油などの流体が外部に漏れることを防いでおります。自動車・船舶・産業用機械などのさまざまな分野で活用され、環境汚染の防止、機械の運転効率の向上による省エネ化に寄与しております。
現在、イーグル工業では数値シミュレーション技術を積極的に運用し、従来よりさらなる高圧および高回転環境への適用に向けた新しいメカニカルシールの開発を進めております。本講演では流体解析ソフトANSYS Fluentを使用し、メカニカルシールしゅう動面の流体解析を実施しましたので結果をご報告します。

[キーワード] CFD、二相流、ANSYS Fluent

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流体、流体-構造連成
A-3 流体-構造連成による自動車用燃料タンクの内蔵部品の解析検討

株式会社FTS 主任
榊原 健 様

近年、自動車の室内空間拡大(居住性向上)により、床下に配置される燃料タンクは扁平化される傾向にあります。それにより燃料液面とタンク上面との距離が近づくことから、車両の静粛性を向上するために、スロッシング時の燃料揺動音が課題となることが多く、その抑制技術の一つとして、部品内蔵化の開発が進んでいます。しかし、部品内蔵化により、タンク内の構造が複雑化することで、部品の干渉が新たな問題として顕在化してまいりました。そこで、今回は、内蔵部品の最適形状・配置、および部品剛性の予測方法について、流体-構造連成解析による検証を行った事例について紹介致します。

[キーワード] 流体-構造連成解析、自動車

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構造、使いこなし
A-4 〜きのうの結果となぜ違う!?〜 手法開発担当の謎の現象への挑戦

キヤノントッキ株式会社 太田 明 様

有機ELディスプレイ量産装置の研究開発・設計製造を行うキヤノントッキ(株)において、日々の情報収集から設計課題に有効な「解析手法」を開発することが私の役割です。近年のガラス基板の大型化のニーズに対応していくなかで「計算するたびに基板の変位結果が大きく異なる」という現象にこれまで悩まされていました。
本事例では、この謎の現象を手法開発の立場からどのように解決したかについて報告します。また、その過程で得られた線形座屈と非線形座屈の長所短所について整理し、さらにその長所を融合した連成座屈解析手法についてご紹介します。解析事案の効果金額算出の工夫や最適化についても触れたいと思います。

[キーワード] シェル、接触、座屈、事例、産業機械

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マルチフィジックス、その他
A-5 『CAEと実験で特許出願』 〜数値限定範囲の根拠はCAEで〜

光洋サーモシステム株式会社 グループ長 藤山 周秀 様

CAE技術は、モノづくりの設計、開発といったプロセスにおいての活用は言うまでもない。モノづくりに携わる技術者であるからこそ特許の出願は自己の義務であると思う一方、CAE技術者の特許出願に対する意識はいかがだろうか?出願特許の権利化には多少の、ノウハウ、経験も必要であるが、数値限定による権利化促進に最も近い存在がCAEである。CAEエンジニアである自身が、実機実測結果を基に、数値限定根拠にCAEをフル活用し権利化を実現している具体事例を紹介する。

[キーワード] 特許出願

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マルチフィジックス、その他
A-6 澁谷工業におけるANSYS解析事例の紹介

澁谷工業株式会社 津田 智之 様

様々な産業機械を開発/設計するにあたり、機能や品質の向上、コスト削減は市場のニーズに応えるために欠かせないテーマになっています。今回の発表では、ANSYSの成果が実機への搭載や新基準の確立までつながったものの中から、充填能力向上を目的としたバルブ内の流体解析、電子線照射装置におけるPETボトルの吸収線量アップを目指した磁石を用いた電磁偏向、高周波誘導加熱における省エネ化についてご紹介します。これに加え、弾性球殻に対する最近のANSYS解析事例について概要をご紹介します。

[キーワード] 産業機械

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音響解析
A-7 WAON Aero、ANSYS CFXによるドアミラーの風切り音シミュレーションの取り組み

株式会社ホンダロック 技術主任 多田 真和 様

弊社は4・2輪の部品を開発・製造している。いずれも安心と安全に関わるものづくりのため開発の初期段階からCAEを活用している。中でも弊社製品において設計検討内容が多いドアミラーにおいて様々なシミュレーション技術の構築、展開が積極的になされている。
その一例として風切り音のシミュレーション技術の構築があり、“音”に対してのデジタル評価の取り組みを行った。
本発表ではWAON AeroおよびANSYS CFXを用いたドアミラーの風切り音のシミュレーションと、ドアミラーの音圧測定結果との比較を交えながら、デジタル評価技術構築の一端を紹介する。

[キーワード] 流体騒音、ドアミラー、風切り音、自動車

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マルチフィジックス、その他
B-1 ANSYSが提供する新しいCAE環境
〜次世代マルチフィジックス解析ツール「ANSYS AIM」のご紹介〜

サイバネットシステム株式会社 榊原 孝志

「ANSYS AIM」は、全ての設計・解析エンジニアのための新しいCAE環境です。構造、伝熱、流体、連成などの多様な解析が、単一のGUIで実施できるだけでなく、全分野に対応したテンプレートが装備されているため、設計部門へのCAE展開や、専門領域外の解析を容易にします。さらにジオメトリ作成や最適化、カスタマイズ機能も有しており、これ一本でCAEを用いた様々な簡易検証が可能になります。
本セッションでは各種デモンストレーションを通じて、ANSYS AIMの持つ操作性/機能性をご紹介致します。

[キーワード] ANSYS AIM,次世代マルチフィジックス解析ツール、設計部門へのCAE展開

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マルチフィジックス、その他
B-2 ANSYSによるマルチフィジックス解析 〜原理と解析アプローチ〜

サイバネットシステム株式会社 増田 俊輔

近年、解析対象の物理的なメカニズムの複雑化に伴い、解析をより現実に近づける必要性が高まっています。また、マシンの高性能化もあいまって、多くの分野でマルチフィジックス解析が実施されるようになりました。「マルチフィジックス」とは、例えば翼のフラッター現象のような気流と翼の振動など、複数の場の相互作用を取り扱う問題ですが、解析をする上では、扱う物理場や相互作用の強弱によって様々なアプローチが考えられます。本セッションでは、ANSYSのマルチフィジックス解析の原理とアプローチを紹介します。

[キーワード] マルチフィジックス、連成解析

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マルチフィジックス、その他
B-3 高速で効率よく解く連成解析

サイバネットシステム株式会社 三宅 智夫

製品開発において高機能化に伴う製品の複雑化が加速化する中、シミュレーションの重要性は高まり複雑かつ複合的な物理現象を捉える解析技術が期待されています。ANSYSは連成解析機能が充実し様々な連成問題を解くことができます。しかし、過渡現象のシミュレーションは膨大な解析時間が必要になるため、モデル規模削減や連成手法が重要になります。
本セッションでは電磁リレーやMEMSセンサーを例に挙げ、高速で効率よく解く連成解析アプローチをご紹介いたします。

[キーワード] マルチフィジックス、連成解析、連成問題、複雑化

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流体、流体-構造連成
B-4 広がる!流体-構造連成解析の可能性
〜混相流/熱との連成、ツールの応用利用方法のご紹介〜

サイバネットシステム株式会社 津田 俊幸

本セッションでは昨年度に引き続き、最新の流体-構造連成解析事例、並びに連成解析をより高度化/効率化するためのテクニックをご紹介します。 今回は混相流を対象にした「タンクのスロッシング」や、真空部を加味した「水冷ジャケット付き真空チャンバー」の解析方法(ANSYS Mechanical-Fluent)、また、弊社開発ツールを併用した「Multiscale.Simを利用したガラスの反り」の事例をご紹介いたします。
さらに、R17.0から利用可能なCFD-PostのSTLデータ出力機能を利用した「はんだの亀裂進展のための形状生成」の解析事例をご紹介いたします。

[キーワード] FSI、連成解析

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構造、使いこなし
B-5 ANSYSによる弾性体を考慮した剛体運動解析へのアプローチ

サイバネットシステム株式会社 吉田 浩昭

剛体運動において、部分構造法を用いた弾性体を考慮した解析が可能になりました。機械システムは、より高速な動作が要求されています。また、信頼性という面からは、より正確な位置決めを実現する動作が必要とされています。高速な動作を実現するには、慣性の影響を小さく、できるだけ軽量に機構システムを設計し、駆動力を小さくする必要がありますが、軽量化した部品が高速で運動すると振動や弾性変形が発生しやすくなります。剛体運動では、部品を剛体として定義しますが、弾性変形や振動現象を含めたロボットアームやクランク機構などに対する運動を検討することができます。本講演では、弾性体を考慮した剛体運動解析をご紹介いたします。

[キーワード] 剛体運動解析、弾性体、機械システム

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構造、使いこなし
B-6 ANSYS Workbench プリ/ポスト使いこなし講座

サイバネットシステム株式会社 坂巻 一星

ANSYSものづくりフォーラム2013の「ANSYS Workbenchポスト処理使いこなし講座」セッション第2弾です。本セッションでは、近年のANSYS Workbench Mechanicalで追加された「ツリーアウトラインのグループ化」「アセンブリメッシュ」など、操作性を向上する様々な機能についてご紹介いたします。設定はできるけれど、Workbenchをより簡単に、より使いやすくする方法を知りたい方にお奨めの内容です。

[キーワード] ANSYS Workbench Mechanical、プリ・ポスト操作

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マルチフィジックス、その他
B-7 知識、実践、相互コミュニケーションを織り交ぜた「CAEワークショップ」のご紹介

横浜国立大学 准教授 松井 和己 様

設計や開発現場でCAEを活用するためには知識、操作スキル、製品知識の何れが欠けても上手く行きません。また、自身が行った設計や解析を他者に対してきちんと説明し、互いの意見を交わすということも重要なファクターと言えるでしょう。CAEワークショップは、自社製品モデルを利用しながら、これらをバランスよく学ぶためのグループワークです。本セッションでは、その概要をご紹介致します。

[キーワード] CAEエンジニア育成、技術者教育、模擬OJT、解析標準化

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樹脂、複合材料
C-1 熱可塑性炭素繊維複合材料の非定常成形シミュレーション技術の開発

大同大学 教授 五十川 幸宏 様

熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)のプレス成形では、皺の発生有無や板厚分布のみならず、繊維の配向や粗密などを制御することも重要です。成形中の繊維の動きは、繊維と樹脂間や繊維同士といった、小さなスケールで生じる相互作用に依存しているため、挙動を予測するには、マルチスケール解析アプローチが有用です。 大同大学では、実験的にプレス成形時のCFRTPの変形挙動のメカニズムを解明するとともに、ANSYS LS-DYNAやMultiscale.Simを用いた解析技術を併用することで、最適な成形条件を決定するための技術を研究しています。今回その成果を報告いたします。

[キーワード] 熱可塑性、炭素繊維複合材料、プレス成形、変形メカニズム、マルチスケール解析

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樹脂、複合材料
C-2 ANSYSの最新バージョンにおける複合材料の最適設計・解析機能について

日本大学 教授 平山 紀夫 様

ANSYSの最新バージョン 17.0では、複合材料専用のプリポストプロセッサ(ANSYS Composite PrepPost:ACP)が標準で装備され、非常に簡単な操作で複合材を含むFEMモデルの解析が行えるようになった。Workbenchに組み込まれている最適化設計機能と組み合わせると、従来では非常に労力を必要としていた複合材料の最適設計が簡便に実行することができる。本講演では、複合材構造の最適設計を行いたい設計者や複合材料の特性を詳しく評価したい解析技術者を対象にして、複合材料の最適設計におけるANSYSの最新バージョンの機能について紹介する。

[キーワード] 複合材料、最適設計、材料設計

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樹脂、複合材料
C-3 複合材料解析のためのマルチスケール解析ソリューション
〜Workbench版のMultiscale.Sim最新技術〜

サイバネットシステム株式会社 柚木 和徳

現在弊社では、ANSYS上でマルチスケール解析を行うためのアドオンツール”Multiscale.Sim”の研究開発を進めております。本ツールを用いることで、CFRP等の複合材料におけるミクロ構造、例えば平織・綾織等の形状を元に、異方性の材料物性値が予測できます。最新の開発動向としては、異方性粘弾性の物性予測や薄板構造物用のシェル等価剛性の予測、さらにミクロモデルを自動作成するためのテンプレートがSpaceClaim環境に実装される予定です。
本セッションでは、これら開発中の新機能の操作デモを交えながら、Multiscale.Simを用いたマルチスケール解析技術について紹介いたします。

[キーワード] マルチスケール解析、Multiscale.Sim、Space Claim、粘弾性均質化、シェル均質化、異方性粘弾性、複合材料

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樹脂、複合材料
C-4 流動履歴と強度評価の一貫解析
〜プラスチックCAEソリューションPlanetsXの最新技術〜

サイバネットシステム株式会社 渡邉 綾子

当社は、あらゆる業界におけるユーザーの皆様からのご要望にお応えしながら、自社開発のプラスチックCAEソリューションをご提供しています。
本セッションでは、ANSYS Workbench版 射出成形CAEシステム PlanetsXの本年度バージョンアップ成果(2色成形解析、ボイドトレーシング機能、熱硬化性樹脂の新規開発粘度特性モデル、樹脂物性のエンジニアリングデータ化)をご報告します。また、ANSYS workbenchの一貫解析環境を生かし、他システムとの連携機能を強化していますのでご報告します。事例として、軽量化で注目される繊維強化樹脂の構造評価(動解析)をご紹介します。

[キーワード] プラスチック成形、樹脂流動解析

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樹脂、複合材料
C-5 異方性熱物性を考慮した反り変形解析の精度検証

三光合成株式会社 課長 亀田 隆夫 様

プラスチックは、射出成形時の流動配向などによって物性に異方性が生じる。また、流動配向は、製品の場所によって異なる事が知られており、物性の異方性も分布すると考えられる。そこで、成形条件の収縮異方性の分布が反り変形解析に影響を与えるか、分子配向と線膨張係数の詳細な実験データを元にテーブルを準備し、それを基にソリ解析を行う事を試みた。実験で得られたテーブルを基に、サイバネットシステム社の流動解析ソフトウエアPlanetsの流動残留応力解析を用いて計算された複屈折度を成形収縮率異方性の分布として収縮、反り解析を行う事で成形品の実測データと良好な一致をみた結果を報告する。

[キーワード] 異方性物性・反り解析・検証実験

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流体、流体-構造連成
C-6 流体解析の「省力化」テクニック 〜自動処理、パラメータスタディの活用〜

サイバネットシステム株式会社 河野 稔弘

開発現場でスピードがますます重要になる中、マシン性能の向上とともにCAEの計算時間も大幅に短縮されました。ここでプリポスト作業の時間も圧縮できれば、さらに開発スピードの短縮に貢献できます。そこで本セッションでは、CFDの「自動処理機能」やWorkbenchの「パラメトリック機能」など、解析作業の『省力化』につながる機能をご紹介いたします。

[キーワード] CFD、Workbench、自動化処理、パラメトリック機能

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マルチフィジックス、その他
C-7 ANSYS Workbenchカスタマイズの新たな可能性
〜 進化するACT(Application Customization Toolkit) 〜

サイバネットシステム株式会社 片岡 平

近年、CAEの取り扱う領域が高度かつ多機能になるにつれ、解析操作は複雑さを増しています。しかし、その中でも定型的な作業は少なからずあり、スクリプトを活用した省力化・自動化が効果的です。ACTによる「Automation API」や「ACT Wizard」は、こうした処理の自動化やナビゲート機能の作成が可能です。ANSYS 17.0では、従来のモデリングやMechanical製品に加えて、エレクトロニクス製品、CFD製品、そしてANSYS AIMへと、ACTの適用範囲が広がりました。本講演では、ACTによる個々のツールの自動化、ナビゲート作成、そしてプロジェクト全体の制御方法をご紹介します。

[キーワード] カスタマイズ、ACT、スクリプティング、Automation API、ウィザード、自動化

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流体、流体-構造連成
D-1 流体解析初心者のための「収束」講座
〜定常計算における判定方法と調整のコツ〜

サイバネットシステム株式会社 冨原 大介

「計算が収束したのか判断できない。」「解決方法がわからない。」流体解析初心者で、こうお悩みの方は少なくないようです。そこで本セッションでは、流体解析の定常計算で発生する「収束しない」を解決するためのテクニックを解説いたします。収束するとはどういったことか、といった基本的な内容から、収束しない場合の調整方法、モニタリングの注目点、定常から非定常の切り替えなど、定常計算において必要となる考え方をご紹介します。

[キーワード] 流体解析、CFD、定常、非定常、収束

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解析用3Dモデリング
D-2 独自シミュレーション環境とSpaceClaimによる開発効率化

富士通アドバンストテクノロジ株式会社 部長 石川 重雄 様

富士通グループでは、ANSYSやOSSを活用して独自のシミュレーション環境を開発し、プロダクト製品の開発効率化を推進している。効率良くシミュレーションを活用するためには短い手番で解析を回す必要があるが、設計初期段階では、CADデータの不整合や、不具合箇所が有ることが多い。これらの問題を短時間で修正し、CAEの適用効果を向上させるためにSpaceClaimを導入し、目標とする開発効率化を実現した。

[キーワード] シミュレーション、SpaceClaim、CADデータ

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マルチフィジックス、その他
D-3 設計と解析の融合〜CAEを活用した設計支援〜

株式会社アルパイン設計事務所 薮内 裕之 様

ものづくり産業においては、長年、「コスト削減、納期短縮、品質向上」という課題に取組んできておりますが、近年はこれに加え、「フロントローディング」という考え方が提唱されるようになりました。ものづくりの上流工程である「開発・設計」段階における完成度をより一層高め、後戻りの少ない効率的な生産システムを築き上げようというこの試みは、文字通り、これまで以上に担当者への負荷も高めることが予想されます。これを支援するツールの一つとして、構造−熱流体解析等のCAE技術が考えられます。本講演では、設計事務所である弊社がご提供する「設計と解析を融合させたCAEソリューション」についてご説明させていただきます。

[キーワード] 機械設計、電気設計、受託解析、熱流体解析、構造解析、連成解析

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音響解析
D-4 強力吸引車の低騒音化に寄与したWAONによる数値解析事例

兼松エンジニアリング株式会社、徳島文理大学 教授 石原 国彦 様

建設道路作業車(強力吸引車)は交通混乱を避けるため街中での使用は夜間が多い。そのため静粛性が要求される。低騒音化を実現するため枝管を複雑配管系に適用した。 配管系をモデル化しWAONによる数値解析で音場解析を行い、その結果から最適な枝管の取り付け位置を予測し、それを元に実機に適用した。その結果、低騒音化が達成された。また吸引車の騒音は配管系の最終排出口からの騒音が大きいため、最終排出口にインナーサイレンサを取り付けたところある挿入長さで27。1dBという劇的な騒音低減が得られた。その原因を探るためWAONによる音場解析を行ったところ、ある条件で共鳴型消音器が構成された結果であるということがわかった。

[キーワード] 吸引車、複雑配管系、枝管、インナーサイレンサー

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流体、流体-構造連成
D-5 不釣り合い流体力がメカニカルシールへ及ぼす影響
〜流体-構造双方向連成シミュレーション〜

イーグル工業株式会社 井上 秀行 様

現在、イーグル工業(株)では数値シミュレーション技術、特に、流体-構造双方向連成シミュレーション技術を積極的に援用して、外乱に対してこれまで以上に強いメカニカルシールの開発を進めている。
本講演では、流体-構造双方向連成シミュレーションを用いて、潮流発電機、小水力発電機をターゲットに、翼破損を想定したモデルで不釣合い流体・構造力がメカニカルシールへ及ぼす影響を解析したので結果を報告する。

[キーワード] メカニカルシール、流体-構造双方向連成、Fluent、不釣合い流体力、Dynamic Mesh

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解析用3Dモデリング
D-6 ANSYS、SpaceClaim連携によるインプラント開発

HOYA Technosurgical株式会社 清水 満 様

整形外科領域の骨接合材(インプラント)開発において、従来は市販の模擬骨を用いて行っていたため,実際の患者の骨形状とは乖離があった。
ANSYS、Spaceclaim等の複数ソフトの連携により、実際のCTスキャンデータを基に骨をモデル化することを可能にし,より実際の骨形状に則したインプラント開発の環境を構築した。

[キーワード] 医療,骨接合材、CTスキャン、骨、3Dプリンタ

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構造、使いこなし
D-7 これからはじめる破壊解析

サイバネットシステム株式会社 佐藤 隆夫

近年の ANSYS では、破壊解析における初期亀裂メッシュの作成機能だけではなく、破壊力学パラメータの結果評価機能まで多数搭載されています。さらに、これらの機能はすべて ANSYS Workbench Mechanical 環境で容易に使用可能です。また、ANSYS 16.0 より XFEM(拡張有限要素法)が新たに追加され、予め亀裂の経路を定義することなく亀裂進展解析を行うことが可能です。
そこで本セッションでは、ANSYS Workbench Mechanial 環境における破壊解析手順についてご説明するとともに、XFEMによる亀裂進展解析についてもご紹介いたします。

[キーワード] 破壊解析、亀裂進展解析

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