ANSYSものづくりフォーラム2012 in 北陸 発表事例論文 澁谷工業におけるCAEの活用と取り組み 〜ボトリング充填ラインの進化と解析ソフト〜

発表団体名

澁谷工業株式会社 専務取締役 中 俊明 様

発表事例論文要約

私は入社当時からボトリングの設計部門に配属され様々な機械を設計してきました。
20数年前、ある展示会で充填機を出展した際に機械が落下し破損することがありました。保険には入っていたものの、僅か1mの高さから落下した程度で機械が運転しなくなった状況に保険会社からクレームが入り、回答書を作成することになりました。
その際、手計算で資料をまとめることに迷い、ある雑誌で知ったサイバネット社の事を思い出して同社を訪れたのが解析ソフトとの出会いでした。
ANSYSを導入してから今年で22年。導入当初は役員・上司の説得に苦労したものですが、充填プロセスの進化とともに、解析ツールの活用範囲もどんどん広がりました。
現在では、解析ツールは設計時間の短縮やコスト削減、品質向上のために必須のツールとして弊社内で定着しています。
本講演では、解析ツール導入時の苦労話や、解析ツールを導入して得られた効果、これから活用していきたい方への提言などについてご紹介いたします。


講師の方にお伺いしました

Q. お客様にとってCAEとは?一言で言うと何ですか?

A. 開発設計において

  1. 時間の短縮
  2. 問題解決を勘で無く、かなり深いレベルで判断できる
  3. 試作をする前に方向付けが出来る。解析の後、的を絞って試作できるので、効率的である

等の効果が期待できるツール

Q. CAEを使いはじめてから何年ですか?

A. 20年以上

Q. 初めて取り組んだ解析テーマは?

A. 構造解析

Q. 解析でこだわっていることは?

A. 解析の解を鵜呑みにしない

Q. CAEを導入して良かった事は?

A.

  1. KKD(勘・度胸・経験)の排除
  2. テスト機による実証の軽減
  3. CAE解析手法のルーチン化

Q. これから解析に取り組む方へのメッセージをお願いします。

A.

  1. CAEの導入には、強固な反対者が必ず存在します。いかに説得するかが重要です。
  2. 推進者は若手社員が適任とは限りません。導入のための社内交渉は、年長者のほうが向いています。
  3. ソフトウェアの選定は、若手(現場)の意見を聞きましょう。
  4. CAEの結果が正しいとは限りませんから、経験や勘も大事だと思います。

発表イベント

ANSYSものづくりフォーラム2012 in 北陸

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