Planets] 7.0 リリース情報

2017年5月、PlanetsX 7.0がリリースされました。

ANSYS対応バージョン

Planets] ver. 7.0(射出成形用)はANSYS Workbench 18.0対応版です。

PlanetsX 7.0 主なバージョンアップ内容

新機能

流体/構造体連成解析(FSI)の正式版リリース(双方向弱連成解析)

同機能の利用時にオプションライセンスは必要ありません。基幹機能の一つとしてご利用いただけます。詳しくはANSYS17.0>Help>PlanetsX>18.構造連成解析マニュアル>9章をご参照ください。

本バージョンより流体構造体連成解析機能の正式版がリリースされました。本機能では樹脂流動解析と構造解析の双方向連成が可能です。そのため樹脂圧力によって時々刻々変化する構造体の変形が同時に樹脂の流動場にも影響し、構造体変形と樹脂流動場が時刻毎に連成する、実現象に近い解析が可能です。構造体に作用する応力やひずみの結果も時刻毎に出力されます。

図1に従来搭載されていた片方向連成解析との結果を比較します。上図が今回の双方向連成結果、下図が従来の片方向連成結果です。ICパッケージの封止成形を想定しパドル及びリードフレームのジャストパック時の変形量を表示しています。従来の片方向連成では構造体の変形を過大評価している傾向が分かります。


図1 ICパッケージの封止成形におけるパドル及びリードフレームの変形(ジャストパック時)

仕様変更

[基幹機能]
  1. ネットワークライセンスのサーバーを複数指定できる冗長構成が利用できるようになりました。詳しくはANSYS17.0>Help>PlanetsX>1.インストールガイド>14章をご参照ください。ただし本機能を利用するにはライセンスファイルを再発行する必要があります。ご利用になる方はサポート窓口までご連絡下さい。
  2. 含浸成形において織物繊維のないキャビティ領域に限り浸透係数を用いない従来計算手法に仕様変更しました(マニュアルの追記・変更はありません)。
  3. 超大規模モデル(凡そ2000万要素以上)でも解析実行できるようになりました(マニュアルに追記・変更はありません)。
  4. そり解析実行前にDistributed解析(デフォルト機能)をOFFにする仕様に変更しました。そり解析を実行される方は必ず、ANSYS17.0>Help>PlanetsX>1.インストールガイド>10.2章をご参照ください。
  5. インストール時に環境変数の登録が不要になりました。詳しくはANSYS17.0>Help>PlanetsX>1.インストールガイド>8章をご参照ください。

不具合の修正

[基幹機能]
  1. ランナーウィザード機能でダイレクトゲート形状設定するときに発生していた不具合(設定通りに正しく作成できない問題)を修正しました。
  2. 流出境界条件を設定したときに発生していた不具合(未充填領域が十分に残っているにも関わらず強制的にジャストパックしてしまう問題)を修正しました。

β機能のリリース

機能限定となっているため動作保障は未だ不十分ですが、有用な機能と判断されるため正式版リリース前に先行してリリースさせていただきます。マニュアルも正式版に合わせてリリースいたします(現在準備中)。操作方法など詳細についてはサポート窓口までご連絡ください。

[基幹機能]
  1. 一部の機能について樹脂物性、成形条件等のパラメータを振った解析(いわゆるPマーク 設定機能)を利用できるようになりました。またデータポイントを利用することで、Planets]上でもDesignXplorer(最適化モジュール)が利用できるようになりました。
  2. Planets]の結果をEnSight(汎用ポストプロセッサー)で表示できるようになりました(ただし計算前に手作業でdllファイルの入れ替えが必要)。
  3. インサート成形、2色成形等でそり解析を行う場合、操作手順の簡略化を行う機能を追加しました。

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