Planets] 5.2 リリース情報

2016年1月、Planets] 5.2がリリースされました。
今回の主なバージョンアップ内容は以下の通りです。

Planets] 5.2 主なバージョンアップ内容

強化された機能

2色成形(1次&2次連続成形)の機能性向上

既往バージョンでは、2次成形時に1次成形品側の温度分布を一様と仮定して温度連成解析を行っていましたが、今回のバージョンから1次成形品側の温度分布を考慮した解析が行えるようになりました。これにより2次成形時に起きる1次成形品の再溶融状態がより精度良く確認できるようになりました。また同時にこうした一体成形品のそりの評価もより精度良く評価できるようになりました。3次以上の連続成形にも対応が可能です。

図1 1次成形品側の再溶融領域(160℃以上)の温度分布
図1 1次成形品側の再溶融領域(160℃以上)の温度分布

PlanetsX繊維配向解析−モーダル解析との連携解析機能

ガラス繊維などを含有した複合材の振動(固有値)解析を行う際、流動履歴を考慮した複合材の固有値解析が行えるようになりました。固有値解析前にPlanetsXの繊維配向解析を行い、そこで得られる繊維配向分布から異方性機械物性(ヤング率、せん断弾性係数、ポアソン比)を算出することにより、線形異方性材料を考慮した複合材の固有値解析が行えます。

図2 両端固定した平板形状複合材の固有振動数の解析結果(4次以下の固有振動モード)

図2 両端固定した平板形状複合材の固有振動数の解析結果(4次以下の固有振動モード)。左側が等方性材料(ランダム繊維状態)、右側が異方性材料(PlanetsXの繊維配向解析を実行)。等方性材料と比較すると、異方性材料では変形の仕方が3次と4次モードで入れ替っています。

ヒートサイクル熱変形解析機能

そり変形後の最終成形品に対し、ヒートサイクル試験を行った際に起きる熱変形の様子(歪、応力分布など)を容易に検討できるようになりました。特にインサート部品が混在する場合、樹脂及びそれぞれの部品の線膨張係数の違いによる熱変形の様子を、そり変形形状をスタートラインとして検討することができます。

図3 そり変形時の温度(25℃)を基準としたときのヒートサイクル試験中の製品の全変形量分布

図3 そり変形時の温度(25℃)を基準としたときのヒートサイクル試験中の製品の全変形量分布。そり変形時には熱収縮により変形量は中くらいですが、その後製品を更に冷却する(-50℃)と変形量は最大になり、逆に加熱する(120℃)と変形量は最少になります。

ランナーウィザード機能の操作性向上

今バージョンからApplication Customization Toolkit(ANSYS Workbenchの機能拡張を行うための開発ツールキットと実行環境のこと)を使用したシステムに変更しました。これにより一部機能の操作性が向上しました。また今後の機能拡張がし易くなったことで、ユーザー様からの開発要望に柔軟に対応することができるようになりました。

仕様

ANSYS対応バージョン

PlanetsX ver. 5.2はANSYS Workbench 16.0対応版です。

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