Multiscale.Sim 4.5リリース情報

2013年12月、Multiscale.Sim 4.5がリリースされました。
今回バージョンより、線形均質化解析機能がWorkbench環境のGUIに実装されました。
その他、ミクロモデル作成の新しいテンプレートの追加と、温度依存性の線形均質化解析機能が追加されました。

Multiscale.Sim 4.5 主なバージョンアップ点

線形均質化解析のWorkbench GUI対応

従来、Multiscale.SimはANSYSの解析専任者向け操作環境「Mechanical APDL」のGUI環境でのみ利用可能でしたが、Multiscale.Sim4.5からは、操作性に優れたANSYSの設計者向け操作環境「ANSYS Workbench」上で利用いただけます(線形均質化解析のみ)。これにより、ANSYS Workbenchをご利用の全てのユーザー様は、特別な操作教育を要することなくマルチスケール解析を容易に実施できるようになりました。

ANSYS Workbenchの持つ独自の機能を使うと、例えば「材料ライブラリの管理」「ロバストなモデリング・メッシング」「様々なCADインターフェース」「パラメトリック解析」などをマルチスケール解析で活用可能になります。特に、パラメトリック解析をお使いいただくことで、「繊維の配向角に対するヤング率の特性」「フィラーの体積含有率に対する熱伝導率の特性」など、材料組織レベルの幾何情報を変えることが、最終製品にどのような影響を及ぼすのか短時間に予測可能になります。

ANSYS Workbench版Multiscale.Simの主な機能

  • 複数のモデル作成テンプレート
  • 等価物性値のレポート出力
  • エンジニアリングデータの自動登録
  • 数値材料試験のコンター・ベクトル表示

複数粒子分散のミクロモデル作成テンプレート

サイズの異なる粒子が分散しているミクロ構造に対して、効率的にモデルを作成するテンプレートをANSYS のモデル作成・修正ツールANSYS DesignModelerに新規追加いたしました。

従来は、同一径の粒子が理想的に均一に並んでいることが仮定されていたのですが、今回のテンプレートが実装されたことで、様々なサイズの粒子が混ざった複雑なミクロ構造をより厳密にモデリングして均質化解析を実施することができるようになりました。
※ANSYS Workbench環境で均質化解析をするためには、別途 ANSYS DesignModelerが必要です。詳細はお問い合わせください。

温度依存性の線形均質化解析

繊維や樹脂などのミクロモデルを構成する材料に温度依存性が存在する場合、等価物性値の結果を、温度依存性として出力する機能が追加されました。

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