ANSYS 17.0の特長

流体解析

10x 計算スピードと高精度による意思決定

ANSYSのCFD(数値流体力学)ソリューションがさらに高速化され、設計サイクルのより早期の段階で、より的確な意思決定を行えるようになりました。モデリング、メッシングから、ユーザー環境デザイン、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、そしてポスト処理までのワークフロー全体にわたる技術革新により、精度を犠牲にすることなく、解析結果が得られるまでの時間を大幅に短縮できます。

詳細

ANSYSのCFDソリューションには、あらゆるエンジニアが、幅広い適用事例で、より的確な意思決定をより素早く行えるという特長があります。最も難解な事例であっても解析を行えるため、リスクを軽減し、コストを抑え、収益性を高めることができます。ANSYS 17.0では、ANSYS Fluentを利用することで、十分に検証された結果をより容易に得ることができるようになりました。

・使いやすさと生産性の向上

ワークフローとメッシングの改善によって、初心者ユーザーであってもすぐに作業を始めることができます。その一方で、新しいツールと機能の搭載によって、熟練ユーザーも実力を大幅に発揮しやすくなりました。Fluentのユーザーエクスペリエンスは、熟練ユーザーにとっての効率、高機能、親しみやすさはそのままに、初心者やFluentをあまり利用しないユーザーでも、たやすく習得できる、ワークフローによって強化されました。新しいリボン方式のツールバーの採用など、様々な改善によって、より素早く、より直感的に操作を行えるため、マウスクリック数を減らすことができます。

メッシングモードでは、新しいファセッティング機能によって、CADモデルの忠実度の調節を行えるようになりました。対話型のプリミティブ構築ツールによってモデル化時間も短縮できます。

自動車のアンダーフード(エンジンルーム内)熱管理のような共役伝熱シミュレーションは、一般に複雑で時間がかかります。Fluent 17.0では、インターフェースのメッシュが不連続な場合のロバスト性が改善されたため、これらの事例についても信頼性の高い解析を行うことができます。この機能によって、複雑な形状のメッシング工程が簡素化され、インターフェースメッシュが極めて低品質であっても、ロバスト性の高い解析を行えるようになり、より迅速なプロトタイピングと設計最適化が可能となりました。

・解析の高速化

ANSYS Fluentは、シミュレーションの世界記録を塗り替え続け、90%の効率で12.9万基の演算コアへのスケールアップを行うことに成功しています。この優れたスケーラビリティによって、最大規模のシミュレーションであっても、素早く、タイムリーに結果を得ることができます。低品質なメッシュしか利用できない場合であっても、高品質な解析と高速な処理を実現できます。

別の物理現象が存在する場合のような、移動変形メッシュを使用する特定の事例では、処理時間が大幅に短縮されます。たとえば、クランクケース潤滑では85%の、筒内燃焼では55%の高速化を実現できます。

・解析結果の改善

幅広い事例でシミュレーションの結果品質を向上させるため、Fluentに数多くのモデルと機能が追加されました。特に、反応流れ、応力−BSL乱流モデル、空力振動音響の分野で大きな進歩が実現されました。Warped-Face Gradient Correctionにより、湾曲面のある事例の収束性と結果品質も向上しました。アジョイント設計ツールについても、回転・並進・拡大縮小の指定、境界面、制約条件チェックの機能を利用できるようになり、より幅広い形状について最適化を行えるようになりました。

アジョイントソルバーは、定義された空間に合わせて最適な結果を生成できるようになりました。この例では、インポートしたメッシュで定義された複雑な境界面の中に、吸気口と排気口の位置が固定されているダクトを収める必要があります。

ANSYS 17.0では、複雑な形状のプリプロセス時間を80%以上短縮できます。この最終的なサーフェスメッシュは、Fluentのスクリプト処理を利用したメッシング機能によって自動的に生成されたものです。

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