ANSYS 17.0の特長

電磁界解析

10x モータのトランジェント解析

ANSYS 17.0では、ANSYS Maxwellに新たに導入された特許出願中のTDM(時間分割法)によって、過渡磁場シミュレーションの演算能力と演算速度が飛躍的に向上しました。モータ、トランスの設計時に、高精度なEMシミュレーションを行って設計を最適化することのできる、まさに画期的な演算法です。数日かかっていたシミュレーションを数時間で完了することができます。また、革新的なhiL (hardware in the Loop)ソリューションを利用した、制御回路付きモータの仮想プロトタイピングと検証を行えるようになりました。

詳細

出力効率向上のニーズを背景に、ますます多くの事例でモータやトランスが採用されるようになりました。しかし、始動から定常状態に達するまでの大規模な過渡磁場シミュレーションを行うには2週間以上の解析時間を要する場合もあり、設計上の検討ポイントを絞らなければ、限られた開発時間の中で合理的な解析を行うことはできませんでした。

ANSYS Maxwellに新たに導入された時間分割法は、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)機能をフル活用し、各時間ステップの処理を複数のノードに分散させ、各ノード上の複数のコアを駆使して演算を行うことにより、複数の時間ステップを同時に解析することができます。ANSYS MaxwellとHPCの併用で可能となるこの演算速度の飛躍的な向上によって、過渡磁場シミュレーションを最終検証手段としてではなく、現実的な設計手段として利用できるようになりました。従来であれば数週間かかっていた200万メッシュ以上の大規模シミュレーションを、ほんの数時間で完了させることができます。モータの始動状態や故障状態のような鍵となる非定常状態を、最終検証の段階ではなく設計工程の早期の段階で把握できるため、プロジェクトの遅延や土壇場での設計変更のリスクを軽減する効果が期待できます。
この新しい時間分割法に加えて、大幅に強化されたECE (Equivalent Circuit Equipment)モデル出力機能などを活用することにより、一体型電気機械、パワーエレクトロニクス、制御シミュレーション (Hardware in the Loop / Software in the Loop) 業界で最も高機能な設計フローを実現できます。

時間分割法により過渡解析の時間ステップの処理を複数のコンピュータに分散させ、次に、これらのノードにある複数のコアで解析を実行することで、10倍の速度向上を実現

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