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経路依存(けいろいぞん)

英訳:path dependency

経路依存とは、荷重の順序や増分数により、最終結果が異なる解析のことです。

経路依存が発生するケースとして、非保存系の解析があります。非保存系の解析とは、系に塑性変形や摩擦などが含まれており、エネルギ散逸が発生し、荷重を除荷してもエネルギが回収されないことを想定した解析です。
また、飛び移り座屈のように、ある荷重で複数の解が存在する解析も経路依存になります。

経路依存が想定される解析では、実現象と同じ順序で荷重を定義する必要があります。

Ansysにおける取扱い

  • Ansysは経路依存問題を取り扱えます。

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