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3次元ダイレクトモデラー「Ansys SpaceClaim 2017」
待望のナノメートル、マイクロメートルのモデリングに対応!
CAEのあるものづくり Vol.26|公開日:2017年3月
目次
- 微小単位のモデリング
- フライスルー
- Ansys Workbenchとの連携
Ansys SpaceClaimの新バージョン「2017」が2017年2月にリリースされました。本バージョンでは、より使いやすく迅速に形状を作成する機能拡張がされています。
例えば、ブレンドやパッチフィル、数式によるサーフェス作成のプレビューが速くなり、形状を確認しやすくするグリッドがプレビューの表面に表示されるようになりました。また、外側のパーツを非表示にしたり断面を用いたりすることなく、モデルの内部を詳細に調べることができるフライスルー機能が追加されました。さらに、ユーザー様から要望の強かったマイクロメートル等の微小な単位のモデリングに対応しました。
ここでは、微小サイズのモデリングとフライスルーを中心にAnsys SpaceClaim 2017の新機能をご紹介します。
1. 微小単位のモデリング
SpaceClaimオプションの単位の設定に「ナノメータ」と「マイクロメータ」、英ヤードポンド法の「Mils(ミル)」が追加されました。これらを選択するとSpaceClaimのウィンドウの右上に赤いボックスで単位が表示され、SpaceClaimを微小単位で使用していることがわかるように…