解析環境の効率化

目次

データの集約による有効活用

情報の共有化

解析に関するファイルが決まった構成で保存されていると、検索/確認にかかる負担を大幅に軽減することが出来ます。入力フォーマットを作成することで統一フォーマットでのファイル保存環境が実現します(図左側「定型フォーマットによる管理」)。
このフォーマットはVBA等で作成して頂くことも可能ですが、ANSYS EKMでテンプレート化することも可能です。
また、解析業務をフロー化することで作業の一貫性が維持されます。個人によるCAEの内容のバラつきを防ぎ、次に何をすべきかが明確になり、作業の抜けを防ぐことも出来ます(図右側「ワークフローを使用した管理」)。
解析ファイルも自動的に保存されますので、ファイルの保存し忘れもなくなります。


情報の共有化

データ管理の対応表

VBA等 EKM
定型フォーマット
ワークフロー ×

過去の資産(データ)の有効活用

解析専任者が以前に作成した入力ファイルを、使いやすく加工して設計者展開するなど、これまでに培った資産をうまく活用することでも解析時間の短縮化や業務の効率化を図れます。

例えば、解析専任者が設定した複雑な境界条件を、ANSYS Workbench環境のプリセットの1つとして組み込んだり、特殊な評価項目はメニューの1つとして加えてしまうなど、ANSYS Workbench環境のGUI上の視覚的な動きと組み合わせる場合は、ANSYS Workbench環境をカスタマイズするのが適切です。
一方、入力ファイルの一部の数値を変えるだけで解析できるような「定型解析」として展開したい場合は、ANSYS EKMが便利です。ANSYS EKM上で「解析自動化アプリケーション」として登録しておけば、いつでも最小限の入力で解析が実行できます。

カスタマイズの対応表

適用範囲 コスト
Workbenchのパラメータ解析 モデルの寸法値、材料データ、荷重値などの入力値のパラメータ化 なし※1
Workbenchのカスタマイズ機能 境界条件、結果処理などのWorkbenchのメニュー機能の作成 あり※2
EKMのカスタマイズ機能 各種パラメータを使用した自動化アプリケーションの作成 あり※3

※1 ANSYS Workbench標準機能で対応可
※2 受託サービスにて対応可(有償)
※3 ANSYS EKMのライセンスおよび受託サービスにて対応可(有償)


カスタマイズのイメージ図

おわりに

ここまで"ハードウェアやライセンス、ソフトウェアの統合による集中管理"と"データの集約による有効活用"について説明してきましたが、これらを別々に管理するのではなく統合環境を構築することで、ファイルの保存先やCAEアプリケーションの一括管理が行え、CAE業務の集約が実現します。
ANSYS EKMではこの環境構築と共に各種情報共有ツールが用意されておりますのでさらなる効率化を行うことができます。


マシン統合とデータ管理の統合環境

情報共有機能

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