EnSightでプレゼンテーション効果の高い可視化を!

目次

WAON

境界要素法(BEM)による音響解析ソフトウェアです。3次元境界要素法に高速多重極展開アルゴリズム(FMA)を適用したFMBEMを採用したため、8GBでも200,000自由度以上の解析が可能です。使用するメモリ量を増やせば、境界要素法でありながら数百万自由度の解析も可能です。

図3はCFXにおける流体解析の結果から、特定の時間における、音源データを抽出し可視化したものです。WAONはこの図に代表される過渡データをFFT変換により周波数領域に変換して、これを音源とした音場を計算します。


図3 CFXの解析結果から抽出した、音源強度の過渡データ

図4では、FFT変換後の流体音の音源となるデータを示しています。各ビューで、四重極音源の各成分の実部を示しています。流体音の音源は四重極ですが、円筒の長手方向に位相がずれる様子などを、容易に確認することができます。

WAONは、この演算を実施し、結果をEnSightフォーマットで出力します(2014年度リリース予定)。


図4 CFXの解析結果から抽出した音源データを、周波数領域に変換したデータ
(WAONが算出した四重極音源の各成分強度)

汎用ポストプロセッサーEnSight

これまでご紹介した画像はEnSightを使って可視化しました。EnSightは数値シミュレーション結果を可視化するソフトウェアで、構造解析、流体解析など多数のソルバーとのインターフェイスがあり、自動車、原子力、電機、航空宇宙、医療など様々な分野で利用されています。

EnSightを使うと、以下の手法でプレゼンテーション効果の高い可視化をすることができます。

キーフレームアニメーション

特定の視点位置(キーフレーム)を記録し、視点間を自動的に補間するアニメーションです。特定の位置にズームしたり、製品を回転させながら全体像を表示することが簡単にできます。

マルチビュー

異なるデータを複数のビューで表示することができます。解析条件の異なるデータの比較に最適です。

グラフと解析結果のアニメーションの同期

グラフを一緒に表示することにより、数値データの推移も視覚的に理解できます。

クエリ機能

任意にピックした点の値(成分値、座標値、ノードIDなど)を表示します。

テクスチャマッピング(図5)

形状にテクスチャ(画像や写真)を貼り付けることができます。具体的には、自社製品のPRのために会社のロゴを貼ったり、形状の質感を出すために画像を貼ったりします。


図5 テクスチャマッピング(データ提供:CEI)

その他、EnSightには以下のような特長もあります。

ポスト処理速度の向上

EnSightは並列処理に対応。Standard版で4スレッド、上位版のEnSight Goldでは128スレッド対応です。さらに、クラスタ環境での並列処理も可能です。

豊富なソルバーインターフェイス

複数のソルバーの共通ポストとして利用することもできます。また、異なるソルバーの解析結果を重ね合わせて可視化ができるため、連成解析結果の可視化も可能です。

直感的な操作環境

日本語のGUI、日本語マニュアルをご提供しています。アイコン操作での可視化、マウスの右クリックで、直感的に操作ができます。

フリービューワー(EnLiten、Reveal)

EnSightの可視化結果を、3次元形状のままEnSightがない環境でも再生できます。またRevealでは、変数を変えて表示することができます。(図6)


図6 フリービューワーReveal

>>次ページ:おわりに

1 2 3

CONTACT US

ご購入・レンタル価格のお見積り、業務委託についてはこちら。

お問い合わせ

ページトップへ