3次元公差マネジメント・ソフトウェアCETOL6σのご紹介製品紹介

目次

CETOL6σとは

開発元Sigmetrix社

Sigmetrix(シグメトリックス)社は1990年に米国で創設され、テキサスに本拠地を置く機械系技術者の為に使い易さにフォーカスした最適な組立公差解析ソフトウェアを提供する会社です。CETOL6σ for Pro/ENGINEERは、1992年より出荷が始まっており、近年ではダッソー・システムズ社のゴールド・ソフトウェア・パートナーとなり、CETOL6σ CAA V5 Based製品をCATIAユーザーに提供しています。また、2007年4月からはSolidWorks版がリリースされ、更に多くの3DCADユーザーの方にお使いいただける環境が整いました。

多様な姿勢における評価


図1.多様な姿勢に対応

CETOL6σでは"configuration"としてバルブの開閉時やスイッチのオン・オフといった製品が持つ複数の姿勢において、結果の評価を一度に行う事が可能です。CAD上でそれぞれの姿勢時に接触する相手同士を選択することで、簡単に定義することが出来ます。(図1)

複数のメジャメントを算出

CETOL6σでは結果として評価を行う寸法・角度を複数定義させる事が可能です。更にそれらのmax-min値を入力する事により、結果としてCp・Cpk・不良率が導かれます。

3DCADで定義済みの公差情報が読込み可能

CETOL6σでは既にCAD上で定義されているFTA等のデータを公差情報として読み込むことが可能です。これにより公差の再設定の手間が省け、作業工数が削減されます。

直感的な自由度の定義

CETOL6σでは部品同士の拘束状態を6自由度で表現します。接触する部品同士のサーフェスやエッジをCAD上で選択すると、現在の形状を面と面、面と線、面と点、穴と軸、圧入...といった様に認識してその自由度を設定します。それ以上の拘束に対して増減させたい場合は、手動で簡単に拘束の追加や逆に拘束を開放することが可能になります。また隙間のある穴と軸の様な場合、重力で下がった状態・力を与えて押し付けた状態・設定範囲内で組付けガタを許容するといったオプション設定があるので、実機に近い状態が実現されます。(図2)


図2. 自由度設定

モデルの拘束状態の確認・モデルグラフ

上記で設定された自由度に過不足がないか、これを確認して初めてCETOL6σで公差解析が実行されることになります。また、設定した複数の拘束が競合していて、同時に有効にすることが出来ない場合、“not closed”という結果を表示します。その場合は別ウインドウで表示される「モデルグラフ」を確認することで修正すべき箇所を簡単に特定でき、その修正もグラフ上から可能です。(図3, 図4)


図3.モデルの拘束状態の確認

図4.モデルグラフ

システムモーメント法だからこそできる「感度」の計算

CETOL6σでは公差解析では標準的なモンテカルロ法はもちろん、導関数ベースで計算を行うシステムモーメント法を搭載。計算時間の短縮化はさることながら「感度」と「寄与率」を結果として算出することが実現されます。感度とは測定対象に与える影響度の高い寸法を特定する事が出来る指標です。感度を知る事で、「寄与率(測定対象のばらつきに最も寄与している公差を特定する指標)が一番高い公差をいきなり厳しくする」といった従来のありがちな公差解析のアプローチの前に「感度の高い寸法のノミナル値を検討する」という機会を得ることが可能になりました。また感度と寄与率を知ることにより組立順序の検討や位置決め治具の必要箇所が明確になり、製造条件を考えた設計が実現されます。またこれらの結果から公差の緩和というアプローチも可能となり、コストダウンにも直結していくでしょう。(図5)


図5. 感度とは?

結果を見ながら規格の変更検討が可能なアナライザー

CETOL6σでは解析結果をアナライザーとして出力します。このアナライザーでは全ての入力情報から感度・寄与率まで表示するため、あらゆる情報を共有することが可能になります。またこのアナライザーとCADデータは完全に分離されているため、アナライザー内で寸法や公差を変更しても問題ありません。また変更直後に結果がアップデートされるため、デザインレビューの場において製品形状や公差を検討する事が容易になりました。(図6)


図6. アナライザー

モディファイ自在なレポート生成

CETOL6σでは解析結果をレポート生成機能が搭載されています。形式はHTMLはもちろんWord形式にも対応。内容も添付の画像データ指定・不要なデータの除外等ユーザー様自身でモディファイが自在です。(図7)


図7. レポート

CETOL6σだからこそ実現できる「公差マネジメント」の世界

以上の様にCETOL6σで得られた結果の活用により、設計段階での寸法や公差検討から工程設計段階における製造条件の考慮・また品質管理の勘どころまでもが明確になり、上流から下流をトータルで管理する公差マネジメントの世界が実現されていきます。

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