CYBERNET

解析事例

電磁界解析

電気めっき解析

こんな方におすすめ

  • 電気めっきの解析を行いたい。
  • アノード、カソードの位置の違いによる影響を観察したい。
  • パーツ(めっき対象物)の電流密度分布を調べたい。

電気めっきでは、電流密度が高い箇所ほどめっき厚を得られます。適切なめっきをするには、パーツ全体で適度な電流密度分布が得られることが重要です。
また、複数パーツを同時にめっきする場合には、パーツの個数や配置も重要になります。

解析ではパーツ全体において目標値以上の電流密度を得られることが確認できました。電流密度が凸な形状の部分ほど高くなる傾向も観察できます。また、パーツの置かれた位置により電流密度分布が多少異なる様子も観察できます。

Ansysでは電気解析(電流解析)を行います。解析では電流が流れる部分、すなわちめっき液部分だけをモデル化します。
この解析では、解析精度を得るためにパーツ周辺のめっき液部分に細かなメッシュ分割が必要です。Ansys のインフレーションメッシュ機能を使用することで、複雑な形状でも簡単に細かなメッシュを生成できます。

解析モデル

図.アノードとカソード
図.アノードとカソード
図.解析モデル(めっき液部分のみモデル化)
図.解析モデル(めっき液部分のみモデル化)
図.インフレーションメッシュ
図.インフレーションメッシュ

解析結果

図.電圧結果(断面図)
図.電圧結果(断面図)
図.電流密度結果(凹形状側)
図.電流密度結果(凹形状側)
図.電流密度結果(凸形状側)
図.電流密度結果(凸形状側)

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