解析事例
スライディングメッシュ機能を用いた移動する固体周りの流れ場解析事例
こんな方におすすめ
- 大きく移動する物体周りの流れ場を把握したい
壁が水平方向に移動する場合(流体領域の形状が変わらない場合)は、壁速度を与えることで解析可能ですが、流体領域の形状が変わるような壁移動を伴い、且つ壁の移動量が大きい場合は、移動変形メッシュ&リメッシング機能か、こちらで紹介するスライディングメッシュ機能を使用する必要があります。
スライディングメッシュ機能は、その名の通り、メッシュを特定界面でスライドさせ、且つ界面間での補間をソルバー内で行う機能です。こちらの機能を使用することによって、下記アニメーションにあるように、並進/回転を問わず様々な移動壁問題に対応することができます。
解析結果
スライディングメッシュ事例1:発熱体の平行移動
発熱体が左右/上下と移動した場合の、周辺空気の温度分布を検証した事例です。
スライディングメッシュ事例2:自転と公転を考慮した解析
小さな回転体周りにスライディングメッシュを定義した事例です。