Allegro PCB Designer

Cadence Allegro PCB Designerシリーズは、
ハイパフォーマンスPCB設計のための統合環境を提供いたします。

これまで一般的な”レイアウト完成後の検証”という手法から、設計プロセスのどの場面でも重要かつ高速な信号を明示し、管理、確認が可能なコンストレイント・ドリブン環境による設計手法を提唱します。 (※伝送線路解析にはAllegro PCB SI製品が必要です。)

製品構成

プロダクトには回路図エントリー、基板レイアウト、及び自動配線ツールが含まれており、回路図からPCB設計に至るまで全ての設計フローをサポートします。

主な機能

PCBシンボル作成ウィザード

PCBフットプリント(シンボル)の作成には、シンボルウィザードが便利です。
シンボルの種類を選択すると、シンボル作成に必要な項目が順次表示され、対話形式でシンボルを作成することができます。

ネットリスト読み込み(フォワードアノテーション)

OrCAD CaptureまたはConcept HDLより回路図情報を読み込むことが可能です。回路図に設計ルールなどの属性を付加し、自動的にルールを反映させることもできます。
Cadence社以外の回路図CADからネットを読み込む場合には規定のAllegro(テレシス)フォーマットにより入力が可能です。

  • OrCAD Capture/ Concept HDL 回路図から部品情報、ネットリストをインポート
  • 回路図に、属性(プロパティ)、コンストレイント(設計ルール)を設定可能

カラー表示設定

PCB Editorではクラス/サブクラスという概念を持っています。
PCBの層別のカラー設定はもとより、ピン、配線、ビア、エラーマーク等の各要素ごとに個別の配色と表示設定が可能です。
また、シャドウモード表示では、指定要素以外の要素明暗を自由にコントロールできます。

3D ビュー

SPB16.3から3Dビューアが搭載されました。
PCB全体の3D表示は勿論のこと設計途中で配線の状況を確認したいという要望にもポップアップメニューを選択するだけで、希望の範囲や部分表示を可能にしました。
HDI基板や高密度多層配線処理を効率的に実施することができます。

データティップス

カーソルをオブジェクト(要素)上にかざすだけで、情報の表示が可能です。
また、どのような情報を表示するか指定も可能なため、情報を表示するコマンドを都度発行することが無く、作業の効率化を図れます。

部品配置

部品配置は指定部品をひとつずつ配置するマニュアルプレイスとPCBの外周に一度に部品を仮配置するクイックプレイスのふた通りの方法が選べます。
どちらの方法でも、以下に示す選択肢で部品を選択することが可能です。

クロスプロービング

回路図を参照しながら部品配置や配線をするための便利な機能です。

  • 回路図、PCBデータの相互選択
  • 回路図、PCBデータ間のクロスハイライト

配線機能

PCB Editorではマニュアル配線時に自動押し退け機能(プッシュ&ショーヴ)を使用することができます。設定したスペーシングルールを参照し、クリアランスを維持するよう配線機能が働きます。
この他、バス配線やパッドエントリー(パッドへの最適な配線引き込み)機能が搭載されています。

ジャンパー配線

主に片面配線基板をターゲットとしたジャンパー配線機能が搭載されています。
ユーザはジャンパー用のフットプリントを作成し、マニュアル配線時に選択、使用することができます。

プレースリプリケーション

デザインテンプレートを作成し、同一レイアウト内、別データのレイアウトに適用することが可能です。テンプレートの適用ではテンプレートに登録されている部品の種類(デバイス名)を自動認識し、配置配線が自動的に行われます。


デザインテンプレート

テンプレート適用後

      

DRC(デザインルールチェック)

設計ルールはコンストレイントマネージャと呼ばれるスプレッドシート形式のツールにより管理されます。
コンストレイントはフィジカルルール、スペーシングルール、エレクトリカルルールの3つに分類され、ツールのグレードによりサポートされる内容が異なります。

グロス(配線整形処理)機能

ユーザはグロス機能により、レイアウトデータのフィニッシュをより効率的に行うことができます。
グロス機能にはフィレット(ティアドロップ)の作成、配線スムーズ化、配線の均等配置など、PCBレイアウトの完成度を高めるための多彩な機能が包括的に搭載されています。
*グロス機能はPO(パフォーマンスオプション)以上のグレードに搭載されています。

ダイナミックシェイプ

配線と同様に、銅箔ベタ面発生時に自動で配線クリアランスを発生します。
これはベタ面編集時も常に有効です。

  • 自動クリアランス生成(異電位)
  • 配線、ビア移動に対応
  • 配線時にも自動的にクリアランスを生成

DFAチェック

マウンタ用の部品配置間隔チェック機能です。
ユーザは部品の種類ごとに縦横それぞれの方向と組み合わせに対する部品間隔を設定し、チェックを実施することができます。
*DFAチェック機能はXL以上のグレードに搭載されています。

製造データ出力

PCB Editorでは製造データ出力としてGerber4x00,6x00,RS274XをはじめとするガーバーフォーマットおよびNCデータの出力機能があります。
この他、製造図面作成に必要なドリルテーブルの自動生成や寸法図作成機能など、多彩な機能が搭載されています。
ガーバー出力例

バックアノテーション

PCB Editorで部品番号(RefDes)の変更やピンスワップを実行した場合、それらの情報を回路図へフィードバックすることが可能です。


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