CAEデータ×AIで新たな価値を創造
AI技術の1種であるディープラーニングは、特徴量(データの特徴を表す変数)を自ら習得することができます。たとえば、イヌとネコの違いはどう説明できるでしょうか?耳の形や、ヒゲのありなしを特徴量にすれば十分でしょうか?おそらく不十分でしょう。つまり特徴量の設計が難しいのです。しかし言葉ではうまく説明できなくても、人間はネコとイヌの違いは一発でわかります。このような「見ればわかるけれども言葉で説明できない」ような特徴量も、ディープラーニングはデータから自ら獲得できます。
DX時代のCAEはこう変わる
サロゲートAIによるCAEのデジタライゼーションは、設計開発現場に大きな変化をもたらす可能性があります。サロゲートAIが普及すれば、CAEツールを触ったことがない人でも解析ができるようになります。誰もがCAEを活用した設計開発ができるようになるでしょう。
サロゲートAI構築ツール「Neural Concept Shape(NCS)」
Neural Concept Shapeは3D GeometricCNN(CNN:畳み込みニューラルネットワーク)を自動的に作成しサロゲートAIを構築するツールです。利用にあたりPythonやTensorFlowのコーディングは不要です。 様々なデータ形式に対応しておりCSV(3次元分布、時系列データ)、JSON(スカラーデータ)、STL 、vtk等(ジオメトリ、メッシュデータ)の読み込みが可能です。